健康コラム

字が書けない(本態性振戦の動作時振戦)▶動画

字が書けない(本態性振戦の動作時振戦)

30歳代より両手のふるえが出現し、次第に悪化し頭全体もふるえるようになった。62歳当科紹介時には業務報告書などが書けなくなり、食事さえ困難になっていた。視床刺激療法を開始すると、ふるえは完全に消失し日常生活の障害は全くなくなった。術前は右手のふるえのためにペン先を紙上に置くのも困難だったが、術後はスムーズな書字・描画が可能となった。ただし途中で刺激を切るとすぐにふるえ始める。

●すべての患者さんに同様の結果が得られるわけではありません。症状の改善には個人差があります。
●治療には一定のリスクが伴います。治療前には担当医師からの(リスクを含めた)説明をお受けいただき、十分にご検討いただきますようお願いいたします。

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