【NEWS】新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
地域の皆さまのご支援のもと、福岡みらい病院は今年も無事に新年を迎えることができました。
昨年は、3年余り続いていたコロナ禍も5月をもって5類へ移行し、世間にはようやく日常が戻ってきました。博多や天神の街にも外国からの観光客が戻ったように感じます。しかしながら、まだまだ感染の脅威は底知れず、私たち医療人はコロナやインフルエンザ、さらには未知の感染症への備えを怠ることはできません。この3年間の苦難をこれからの感染症との戦いへと活かしてゆきたいものです。
さて、そのような2023年に福岡みらい病院も新たな一歩を踏み出しております。
ひとつ目は、緩和ケア内科の開設です。診療科標榜に伴い、病院本館の南側敷地に20床の緩和ケア病床を有する地上3階建ての緩和ケア病棟を新たに建設しました。緩和ケア病棟では、医師や看護師など多職種の専門スタッフが患者さんお一人おひとりの思いに寄り添った緩和医療を提供し、患者さんとそのご家族の大切な日々をご支援いたします。
ふたつ目は、婦人科の診療科標榜です。婦人科では子宮筋腫や子宮内膜症といった良性疾患や骨盤臓器脱などを対象に、腹腔鏡手術、子宮鏡手術を提供してまいります。また、不妊症、月経困難、更年期などご相談も幅広く承っております。婦人科では、外来、手術、検査すべてを女性医師が担当しております。
このように福岡みらい病院では、新たな診療の場を提供し、地域の皆さまの健やかな日常を願い日夜努力してまいります。2024年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
医療法人相生会 福岡みらい病院
院長 石束 隆男