お知らせ

【NEWS】新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、当院の医療提供体制にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

昨年2025年は、国内外で歴史的な出来事が相次ぎ、変化の多い一年となりました。

国内では、各地で自然災害が猛威を振るい、物価上昇が大きな問題となりました。政治の分野でも大きな転換点があり、自民党・公明党の与党が両院で過半数割れとなり、連立与党のパートナーが公明党から維新に変わる中で、憲政史上初の女性総理が誕生しました。長らく続いた政治の枠組みが変化し、国民の政治に対する期待と不安が交錯する一年となりました。日本の医療界では、物価高や医療費削減などの影響で大学病院を含む7割の病院が赤字となり、病院の倒産が珍しくなくなった中、今後の医療・介護体制の維持が課題となっています。また、海外ではロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ侵攻など、各地で紛争が続くとともに、トランプ大統領による高関税政策が世界の政治と経済に大きな打撃を与え、世界中で分断が進行しています。

一方で、明るい話題もありました。

一昨年夏に開催されたパリ・パラリンピックでは、当院の体育館で日頃から練習に励んでこられた車いすラグビーチーム「Fukuoka DANDELION」の選手2名とスタッフ1名が、日本代表として見事に金メダルを獲得されました。チームの練習拠点として、微力ながらも彼らを支え続けた当院としましても、この快挙は大きな喜びであり、地域全体に勇気と感動を与えてくれました。この素晴らしい偉業に、心から敬意を表します。

当院にとっても、昨年は特別な節目の年でした。

皆様のおかげをもちまして、病院開設10周年を迎えることができました。
そして、当院があるアイランドシティも街開き20周年という記念すべき年を迎えました。
この地域と共に歩み、成長してこられたことは、私たち職員一同の大きな喜びであり、皆様の温かい支えがあったからこそと、深く感謝致しております。

当院はケアミックス病院として、急性期から回復期、慢性期まで一貫した医療・ケアを提供しております。超高齢社会が本格化する中で、昨年の経験を踏まえ、新年に向けて以下の決意を新たにしております。

  • 地域包括ケアシステムの推進: 地域の医療機関や介護・福祉サービスとの連携をさらに深め、患者様が住み慣れた地域で安心して療養できる地域包括ケアシステムの構築に貢献します。
  • 医療の質の向上と効率化: 医師や看護師をはじめとする全職員の働き方改革を推進しつつ、業務効率化を図り、質の高い医療を持続的に提供できるよう努めます。
  • 患者さん中心の医療: 10周年を機に、原点に立ち返り、患者さんお一人おひとりの声に真摯に耳を傾け、より満足度の高い医療・ケアを提供できるよう邁進してまいります。

本年も、地域に根ざした病院として、皆様の健康と安心な暮らしを支えるために、職員一同、全力を尽くす所存です。皆様の変わらぬご愛顧とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様のこの一年のご健勝とご多幸を祈念致しております。

2026年 元旦

福岡みらい病院
院長 益田宗孝