腫瘍内科 外来化学療法室

はじめに

日本人の2人に1人は、生涯においていずれかの「がん」に罹患すると推測されています。
生涯がんで死亡する確率は、男性は4人に1人(23.9%)女性は7人に1人(15.1%)といわれています。
現在、がんの治療法は医学の発展に伴い日々進歩を遂げています。
その柱のひとつである「化学療法」は、副作用を軽くする薬剤の開発によって入院しなくても外来通院でがん治療ができるようになりました。
そのような患者さんへ安全で安心できる化学治療をお届けするために「福岡みらい病院 外来化学療法室」はスタートしました。

医師と話す患者さんの写真

外来化学療法室とは

外来化学療法室は、外来通院で患者さんが、安全・安楽にがん治療が受けられ、帰宅しても安心して日常生活を送られるよう支援していく場所です。
外来化学療法を行うには、患者さんとご家族が病気と向き合い、治療法について正しくご理解いただくことが大切です。
また化学療法後に現れる副作用と上手く付き合っていくことも必要となります。
外来化学療法室では、患者さんやご家族が不安に思われることや気掛かりなことなどを遠慮なく話していただけるような環境を作ってお待ちしています。

患者さんとにこやかに話す川口医師の写真

化学療法専門医 川口 城毅(かわぐち くにき)

福岡みらい病院 内科・腫瘍内科医長
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本血液学会認定血液専門医、日本内科学会認定内科医

外来化学療法の対象となる方

消化器がんをはじめ外来通院で治療ができる方を対象としています。
病気の種類や治療内容、副作用などを医師と相談した上で、外来化学療法を進めていきます。

化学療法チーム

当院では各職種スタッフによる「化学療法チーム」を構成しています。
腫瘍内科専門医師を中心にとした各分野の専門医師をはじめ、薬剤師、看護師、管理栄養士などが連携し、患者さんお一人おひとりに向けた対応で、その方の生活スタイルに最も適した化学療法を行うことを目指しています。

お問い合わせ・お申し込み

※完全予約制です。必ず事前にお電話で予約してください。
Tel.092-662-3001 9:00~17:00(月~金:祝日除く)

がん化学療法レジメン