透析センター

入院透析室

2022年10月3日、福岡みらい病院は、腎不全末期の患者さんや、(骨折などで)リハビリテーションを必要とする透析患者さんを対象に、長期入院はもとより短期入院にも対応した入院透析治療を提供すべく「透析センター」を病院本館3階に開設しました。(外来透析は行いません。入院透析に限ります)

「透析センター」の特長

当センターでは、多人数用透析器(DCS-200 Si )19台、個人用透析器(DBB-200 Si )3台をすべての透析装置ベッドに設置しており、On-line HDF治療が可能です。
加えてセンター内には感染症対策隔離室3室を設け、安心安全な治療環境を提供します。
また、透析治療中の時間を快適にお過ごしいただくためのインターネット環境(Wi-Fi)や個人用テレビも配備しています。

「透析センター」のスタッフ

臨床工学技士

血液透析装置の稼働・整備を担当します。透析液清浄化のため多用途透析監視装置への消毒薬の夜間封入を実施し、厳密な水質管理を行います。(水質は日本透析医学会規定の超純水透析液の基準値をクリアしています)

看護師

受け持ち制とし、患者さんお一人おひとりに寄り添った看護はもちろん、日常生活の援助も行います。患者さんと一緒に目標を考えて計画し、生活の質の向上を目指した透析看護の提供に努めます。

透析センター長あいさつ

吉光 隆博(よしみつ たかひろ)

日本透析医学会 透析専門医

略歴
  • 平成3年 九州大学医学部卒業
  • 平成3年 九州大学第2内科
  • 平成5年 広島赤十字原爆病院腎臓内科
  • 平成7年 九州大学病院腎疾患治療部、第2内科
  • 平成8年 福岡赤十字病院腎臓内科
  • 令和4年 福岡みらい病院

私はこれまで九州大学病院をはじめ福岡赤十字病院、広島赤十字原爆病院などで腎疾患治療に従事してまいりました。
福岡みらい病院透析センターでは、患者さんに安全で質の高い透析治療を受けていただけるように医療連携を行い支援したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。