投影型リハビリテーションシステム(Fieldo)
投影型リハビリテーションシステム「Fieldo(フィールドゥ)」とは
「Fieldo」とはパラマウントベッド株式会社が2017年に研究開発した最新の投影型リハビリテーション機器です。赤外線センターで患者様の手足の動きを感知して、映像や音に反映します。映像は、テーブルや床に投影できます。患者さんの動きに合わせて映像が動いたり音が出たりするので、楽しみながら体を動かす練習ができます。当院では2018年9月より導入開始し、第53回日本リハビリテーション医学会でも出展されています。
トレーニングの内容
トレーニングはテーブル上、床上で行うものに分けられ、上半身、下半身ともに使用が可能となっています。また短時間で手軽にできる課題が多く、遊び感覚で行ってもらえるのもこの機器の特徴となっています。難易度も患者さんの状態や関節の可動域などにあわせて練習時間やスピード、エリアを細かく設定することが可能です。
対象となる方(適応となる基準)
当院では、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)による身体の麻痺、高次脳機能障害、認知症の方に使用しており、その他にも小児のリハビリテーションや脚の骨折による立位バランスの練習などにも役立てています。
- 関連キーワード