高周波凝固手術 (RF)
58歳男性。5年前から徐々に字が書きづらくなり、1年前からスマホの操作が困難になった。右人指し指が曲がってくるため、半年前からパソコンのキーボード入力・カメラのシャッターが困難になった。3か月前からダブルクリックできず、 […]
高周波凝固手術(RF)と集束超音波治療(FUS)がありますが、どちらも脳の局所を凝固・破壊することにより症状の緩和を図る方法です。通常は片側のみに行いますので、症状の左右差が強い患者さんに検討します。 DBSのように体内 […]
書痙や職業性ジストニアなど、症状が片方の手に限局する場合に有効です。約70度の熱で脳の深部(視床)を温め凝固します。DBSのように体内に器械を入れる必要はありません。 【症例】 50代 女性 右利き 生来書くことが好きだ […]
11年前から書字で手がふるえるのに気づき、次第に悪化し仕事(熟練動作を要する専門職)にも支障が出てきた。視床刺激療法でふるえは消失したが、手術創に感染を生じたため2ヶ月後に刺激装置を全て抜去し、ふるえが再発していた。視床 […]
高周波凝固手術 (RF) 局所麻酔で頭蓋骨に小さな穴を開け、脳の深部を凝固破壊する治療法で,数十年の歴史がある治療です。通常は片側のみに行います。2000年に保険適応となった脳深部刺激療法(DBS)が普及するとともに行わ […]