関節外科センター(各関節治療を解説します)
股関節の構造と代表的な疾患について解説します 股関節は、「ボール」と「ソケット」にたとえると分かりやすくなります。受け皿である骨盤側の寛骨臼(かんこつきゅう=ソケット)と大腿骨頭(だいたいこつとう=ボール)の組み合わせが […]
当院で行なう股関節手術について 当院では下記にあるような様々な手術を行っております。 それぞれの手術の特徴を把握し、様々な患者さんに最適な方法をお勧めします。 また、手術を行うに当たってはできるだけ丁寧にご説明ができるよ […]
従来の人工股関節置換術 (THA: total hip arthroplasty)について 「人工股関節置換術(THA: total hip arthroplasty)」は、摩耗して傷んだ部分を削り、人工の受け皿を設置 […]
前方進入法に関する Q&A 退院後に通院リハビリは必要ですか リハビリのプログラムは、ほぼ入院中に終了致します。 退院後の日常生活により、さらに機能改善して行くものと考えます。 退院後の入浴はどうなりますか 入浴は、入院 […]
大腿骨頭壊死とは 大腿骨頭壊死は大腿骨頭の一部が壊死を起こし、それに引き続く陥没などで股関節に障害を起こす病気です。 体重負荷がかかる部分以外に壊死が生じた場合は陥没が生じずそのまま無症状で経過しますが、体重負荷がかかる […]
大腿骨頭壊死の診断まで 当院では、大腿骨頭壊死の診断のために、レントゲン、MRIなどの検査を行います。 ●レントゲンでは骨頭の圧潰像をはじめ、骨頭内に帯状の硬化像や骨頭表面近くの骨折像が観察できることがあります。 ●MR […]
当院の大腿骨頭壊死の治療方針 残念ながら現在のところ壊死して潰れた骨頭を元通りに治す治療法はありません。 壊死部が極めて小さい場合や体重がかからない場所にある場合は手術をせずに経過観察を行いますが、体重がかかる部分にある […]
変形性股関節症とは 変形性股関節症は、股関節の様々な原因で軟骨の変性・摩耗など「股関節の破壊」が生じるとともに、関節を安定にするために増殖した「骨棘(こつきょく)」を特徴とする病気です。 ※骨棘(こつきょく)→ 骨に加え […]
変形性股関節症の診断 レントゲン検査で股関節の破壊像(骨内の空洞、軟骨のすり減り、骨頭の変形)と骨増殖像(骨棘、骨の硬化像など)を観察します。更に関節動かして撮影することにより股関節の状態をより正確に診断します。 CT検 […]
変形性股関節症の手術療法について 手術療法にもいろいろな手法があり、それぞれの手術の特徴を十分に把握して方法を選択する必要があります。 人工関節は、除痛と術後の可動域の確保に優れ早期に歩行が開始できる手術方 […]