パーキンソン病の治療の基本は、薬とリハビリテーションです。病気は通常、加齢とともに少しずつ進行しますが、個人差はありますが、薬の効きが遅くなってきたり、持続時間が短くなってくると動けない時間が増えてきたりします(“ウェア […]
視床凝固術と異なり、小さな器械を植え込み弱い電流で刺激する方法です。脳を凝固しないので、副作用の発生率はとても少なく、両側同時の手術も可能で、自分で強さを調整しながら使います。 【症例】 40代 男性 右利き 元来書字は […]
細胞移植とは 細胞移植は脳内で失われたドパミン細胞を補う治療です。パーキンソン病が治ってしまうかのような夢の治療と考えられていました。確かに、移植された細胞がガン化することさえなければ、仮にその細胞のドパミンを作る能力が […]
ジストニアに対するDBS効果 Q&A Q1 症状は完全に治りますか? A1 DBSによる改善度(手術効果)は人によってさまざまです 完全に治るわけではありません。術後どのくらい良くなるのかを確実に予 […]
頭が上がらない、足を引きずる(多巣性ジストニア ) 4年前頭が後ろに引っ張られるようになり、その後は徐々に前下方に引っ張られるようになった。同時に右足が内反し歩きづらくなった。当院紹介時は、首は強く前屈し、上向きに寝ると […]
2年前、家族から首が傾いていると指摘され顔が右を向いているのに気づいた。次第に悪化し、左手で頭を支え車を運転するようになった。痙性斜頚と診断されボツリヌス毒素療法を受けたが改善せず、薬物療法では副作用が強く中止。鍼灸・漢 […]
6年前から頭がふるえるようになった。5年前から顔面の痙攣により、瞼が閉じる・くいしばり・うめき声が出るようになった.クロナゼパムの内服でやや軽減したが、眠気のために継続できず。1年前から症状悪化し、眼が開かないために日常 […]
ふるえ(パーキンソン病の振戦) 【動画の説明】54歳で右手がふるえるようになり、食時や書字が困難になってきたため、55歳で左視床刺激療法を施行した。右半身のふるえは刺激を開始するとすぐに消失する。また、刺激を切るとすぐに […]
無動とすくみ足(パーキンソン病のウエアリングオフ) 【動画の説明】56歳より小股歩行で発症したが、うつ病治療により歩行障害が悪化した。神経内科でパーキンソン病治療を開始し著明に改善していたが、66歳から激しい幻覚や妄想が […]
ウェアリングオフと首下がり(パーキンソン病) 左手の震えでパーキンソン病を発症。レボドパを服用し始め、症状はよく抑えられていたが、3年目より薬効が短くなり始め、薬効が切れるとトボトボ歩きになっていた。5年目 […]