パーキンソン病の進行を少しでも遅らせるために
パーキンソン病の進行を少しでも遅らせるために
1)毎日を楽しく過ごす!
ドパミンは本来誰でも脳の中に持っていて、楽しく過ごすことで規則正しく分泌されています。
ところが悲しい時や気分が滅入ると分泌が抑えられます。
趣味を持つことはとても良いことです。
ご家族の方は失敗しても怒らないで下さい。ドパミンの分泌がストップしてしまうため症状がてきめんに悪化してしまいます。
2)毎日体操しましょう!
当たり前のことですが、何事にもおっくうになりがちなパーキンソン病の患者さんには案外難しいものです。
特に体幹の筋肉は十分鍛え、股関節は柔軟体操で十分柔らかく保つ必要があります。
簡単にできることはたくさん!どこかにつかまって立ったりしゃがんだり(スクワット)でも構いません。
50回1セットのスクワットを一日5セットでどうでしょう?膝は直角まで!深く曲げる必要はありません。
足が腫れる方には、仰向け状態で両足を上げ自転車のように回したり、足首でオイデオイデしたりしましょう。
3)毎日規則正しい睡眠時間!
パーキンソン病患者さんに睡眠時間はとても大切です。
前の晩に睡眠が十分とれてないと、いくら薬を沢山飲んでも全く効かないことさえあるのです。
いくら楽しくても、あとは翌日にとっておいて、時間が来たらきちんと寝ましょう。
4)水分を取りましょう
夜トイレに行くのがイヤだから?…
でも水分はとても大切です。便秘の予防にもなります。
5) コーヒーを飲みましょう
一日4杯以上のコーヒーを飲んでいる人は、飲まない人に比べて発病が少ないそうですね。
カフェインが病気に良いと言われていますので、緑茶でも構いません。
パーキンソン病の治療経過▶動画
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