リハビリテーションセンターについて
福岡みらい病院リハビリテーションセンターは「本館1階」「本館2階」「別館3階」「高度リハビリテーション施設」にわかれ、屋内だけで総床面積約3300㎡の広さを有します。それぞれの施設には、先進的・高度・多機能リハビリテーションを提供できるよう、リハビリテーションロボットをはじめとした様々な機器を設置しています。また、屋外には応用歩行練習設備や園芸作業練習用畑、フィールドトレーニングのスペースも設けており、患者さんの状態に合わせたリハビリテーションプログラムが実践できます。
本館1階リハビリテーションセンター
広さ約1000㎡のフロアには、メインとなる理学療法室をはじめ、心臓リハビリテーション室、装具採型・調整室、リハビリテーションを行いやすい服装に着替えるための更衣室やロッカー、車椅子で使用できるトイレを5か所設置しています。理学療法室では、歩行支援ロボット、レッドコード、電気治療機器等の先進リハビリテーションや、平行棒、治療ベッドといった従来の設備を用いた訓練など幅広いリハビリテーションを行っています。さらに中央に設置された吹き抜け階段が明るく解放感あふれるリハビリテーション空間を作っています。
本館2階リハビリテーションセンター
2階には、約800㎡のフロアに作業療法室、リハビリテーション個室を設け、多様なリハビリテーションを行うことができます。メインの作業療法室では、課題指向型練習やロボットリハビリテーションなどの上肢機能練習、キッチン・入浴シミュレーター、和室を使って退院後の日常生活を想定した動作練習などができます。また、リハビリテーションに集中することが難しい方や言語聴覚療法が必要な方など、患者さんの症状や訓練の内容に応じて個室でのリハビリテーションも可能です。
別館3階リハビリテーション室
別館3階にある300㎡のリハビリテーション室は、主に急性期病棟に入院中の手術前後の患者さんが利用します。手術翌日からリハビリテーションを開始し、入院中の生活動作が早期自立できるように支援します。また早期退院に向けての動作指導や自主運動の指導を行います。
高度リハビリテーション施設
病院南側に併設の「高度リハビリテーション施設」では、最新の治療・評価機器を完備し、脳血管疾患、運動器疾患などさまざまな疾患に対応するリハビリテーションが可能です。入院・外来患者さんのリハビリテーションはもとより、介護保険を利用した「通所リハビリテーション」、保険外診療(自由診療)の「自費リハビリテーション」の実施を基盤に、施設内体育館を利用したスポーツアスリートの育成や復帰支援、車いすバスケットなどの障害者スポーツも実践します。さらに車いすトレッドミルやトランポリンなどの機器を組み合わせた独創的なリハビリテーションも提供しています。